旧中山道文化資源再生プロジェクト
美術と街巡り・浦和
2017年3/13(月)~3/19(日)
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
美術と街巡り・浦和について
浦和の街は江戸幕府が中山道を五街道に指定したことから浦和宿として誕生しました。また明治の廃藩置県により武蔵国の一部が埼玉県となって、浦和に県庁が置かれることになります。こうした変遷の中で浦和は、そのときどきの社会状況に応じて建物の形や配置を変えながら、今日の街の姿を形成してきました。
美術はある意味で、歴史と現在をつなげる営みであると言えます。
作品の制作は、人々の精神の伝統の上に新たな社会的価値を積み重ねていく作業だからです。
本事業は浦和駅西口周辺に焦点を当て、街並みの過去と現在を感じさせる場所に美術作品を設置します。
美術作品が置かれると、見慣れた土地も今までとちょっと違って見えてきます。そうするとそこで暮らす人々もまた、その場を活かす工夫をしたくなるはずです。
そのとき手掛かりとなるのが、土地の持つ歴史ではないでしょうか。街の歴史を今に活かすこと、それがにぎわいづくりの第一歩だと私たちは考えています。
<後援> 埼玉県、埼玉県教育委員会、さいたま市、さいたま市教育委員会、さいたま商工会議所
<助成> 平成28年度さいたま市文化芸術都市創造補助金
<協力> さいたま市立高砂小学校、鴻巣市立鴻巣西中学校、さいたま市の美術家をつなげる会、NPO法人コンテンポラリーアートジャパン、NPO法人都市づくりNPOさいたま、NPO法人さいたま情報センター、彩光舎、さいたま建築塾、アートプレイスK
<主催> 美術と街巡り・浦和実行委員会
美術展プログラム
どこかでお会いしましたね2017-地域を超えて
「かがわ・山なみ芸術祭」との交流プログラム
香川県で行われた「かがわ・山なみ芸術祭2016」には、「どこかでお会いしましたね2017」に参加する3人の美術家が招聘されました。そこで「どこかでお会いしましたね2017」でも、「かがわ・山なみ芸術祭2016」の参加作家を招聘することで双方の交流事業へとつなげます。
<招聘作家> 倉石文雄、原博史
倉石 文雄 KURAISHI Fumio
1958 新潟県に生まれる
1982 朝日陶芸展(丸栄スカイル、愛知他)
1983 日本陶芸展(大丸ミュージアム、東京 '85, '91)
1986 現場展(福島県文化センター / 平沢山、福島、'87)
1987 セラミックアネックス信楽(滋賀県立近代美術館、'88)
1988 Seoul Olympic Arts Festival, Seoul, Korea
1990 うねりのモーメント(HOT STUDIO、大阪、'91)
同時多発展(秋山画廊、東京)
1994 実験展(埼玉県立美術館、-'02 / 茨城陶芸美術館、2002 -'06)
2002 ZIKKEN展(かがわ・ものづくり学校、香川、-'16)
2004 韓・中・日 東洋陶磁現代美術展(ソウル、韓国)
2010 かがわ・山なみ芸術祭(香川、'13, '15)
その他、駒井画廊(東京)、真木画廊(東京)で個展 / 秋山画廊、ギャラリーサージ、田村画廊、真木画廊(東京)で個展、同時多発展の企画・主催・運営
原 博史 HARA Hiroshi
1956 香川県に生まれる。
1979 多摩美術大学絵画科卒業
2015 香川大学教育学部特命教授
2012 monohouse2012展(ギャラリーArtisan、東京)
Art Taipei 2012, Taipei World Trade Center, Taiwan
Unbound Perspectives Exhibition, Agora gallry, NY, USA
2013 かがわ・山なみ芸術祭(まんのう町他、香川、'16)
2014 GIAF 2013(昌原コンベンションセンター、韓国)
神戸アートマルシ(KOUBE MERIKEN PARK ORIENTAL HOTEL、長崎、'15)
Art Nagoya 2014(ウェスティンナゴヤキャッスル9Fフロア、愛知)
アートアイランズTOKYO国際現代美術展(大島町、東京)
その他、ギャラリーArt Beatus(香港)、あーとらんどギャラリー(香川)、ギャラリーなつか(東京)、ギャラリーArt Beatus(バンクバー)で個展
ギャラリー彩光舎はさいたま市浦和のアートギャラリーです。
明るく開放的な空間。どなたでもお気軽に展覧会ができるアートスペースとして多くの皆様にご利用いただいております。
絵画、工芸、書、写真、現代アートの個展グループ展を開催しています。